鳴潮を真面目に始めた
目次
はじめに
鳴潮はメインストーリだけやって育成とか完全に放置していたのだが、1月23日に実装された新キャラのロココの操作感があまりに良すぎてつい課金してしまったため、 真面目にやり始めたら鳴潮の良さに気づいたのという話を長々と語るだけ。
サムネイルの絵は1時間ぐらいで適当に模写したロココ。オリジナル画像は以下。

これは余談だが、サムネイル画像を自分で描くのが結構面白かったので今後の記事でもやりたい感がある。
鳴潮に対する今までのスタンス
鳴潮にはリリース前から注目していて、リリース当日から触るぐらいには興味があったのだが、 以下の点からストーリーが追加されたら追加分を遊んで終わりという感じであまり真面目にやっていなかった。
- 他のソシャゲ(崩壊スターレイル)をすでに遊んでいたのでこれ以上増やすつもりがなかった
- 戦闘が純粋に難しかった
- キャラの名前やストーリーが分かりづらかった(これはあとから知ったのだが、これらの難解な言葉選びのことを鳴潮語というらしい)
- 原神等で散々やったのでオープンワールドの探索が面倒に感じた
なんならバージョン1.4のアップデート時には、 メインストーリーすらやる気が起きず、 結構溜まっていた無料分のガチャ石をツバキというキャラに全て突っ込んで(一凸&モチ武器確保した)ゲームをやめようとしていた。

バージョン2.0がリリースされる
1月2日にバージョン2.0がリリースされ、SNS等でかなり高評価を得ていた。
「装飾品としても、弾丸としても、わたくしだけの煌めきを生み出せます。」
— 鳴潮 (Wuthering Waves) 公式 (@WW_JP_Official) January 2, 2025
『鳴潮』Ver2.0「静寂を讃える歌」、正式リリース!
今すぐダウンロード▼https://t.co/etjSeWrqCm#鳴潮2ꓸ0#カルロッタ#リナシータ pic.twitter.com/IaPnM7YM4F
評価されている要素についてはいくつかあるが、新しく追加されたソアーと呼ばれる装備によって、スタミナが切れるまでではあるがかなりの距離を自由に飛行することができるようになった点や、衣装システム(いわゆるスキン)が実装された点が高評価だったように感じた。
あと、バージョン2.0の新しい要素は原神と比べられていることも多かったように思う。例えば原神ではソアーのような自由に飛行できる機能は存在しておらず、最近になって若干飛べる機能が追加されたもののキャラ依存の能力となっており、距離も短いなど鳴潮と比べて制限が多い点が目立っていた。
バージョン2.0を期に再び遊ぶことにしたのだが…
ガチャ石放出からしばらく鳴潮を起動していなかったのだが、 上記のようにSNS等でかなり高評価だったのもあり、結局、やめたはずの鳴潮を再び起動してみることにした。(好奇心には勝てなかった…)
とりあえず、バージョン2.0から新しく追加されたメインストーリーをやってみたかったので、全く進めず途中で放置していたメインストーリーに手を付けることにしたのだが、ここで問題が発生した。
雑魚敵に勝てない
キャラの育成をおろそかにしていたせいか、メインストーリーの途中で倒す必要のある雑魚敵に全く勝てなかった。 雑魚敵の攻撃を2, 3発もらうだけでキャラが瀕死になってしまっていたため特定の場所で何度もやり直し続ける羽目に。
「キャラのレベルは適正レベルまで育てていたのになんでや!」
と当時は思っていたが、これは原神の難易度に引っ張られていただけで、鳴潮では音骸(原神で聖遺物に該当する装備アイテム)や、 スキルまでちゃんと強化しておかないと適正レベルまで育てたと言えなかっただけだった。 また、鳴潮ではスワップ(別のキャラに切り替えること)を多用するため、パーティ全体をまんべんなく育てておく必要があったのもある。
あと、ツバキを一凸&モチ武器確保したんだから使えばいいじゃんと思ったりしたが、ツバキを育成するために必要な素材が取れる場所にはメインストーリーを進めないと行けなかったため、
- 敵が倒せないから強いキャラ(ツバキ)を育てよう
- でも育成素材は敵を倒してストーリーを進めないと取りに行けない
というようなデットロックに陥っており、かといってストーリーを進めるためだけに育てるモチベーションがない別キャラを育てるのもなーという状況で結局モチベーションが続かず、一週間ほど放置してしまった。
なんとかゴリ押しで突破…したその先で
結局しばらく放置してモチベーションが回復したあと再開し、ひたすら挑戦して勝てるまでやるというゴリ押しでなんとか突破した。
突破後はすぐにツバキの育成素材を収集し、現状強化可能な限界まで強化してみたところ、全く苦戦しないわけではないが雑魚敵にはほぼ負けないようになった。 また、回復キャラもしっかり育てる必要性を感じたので、恒常星5キャラで唯一回復ができるキャラであるヴェリーナを強化した。
余談だが、ヴェリーナは昔あったバグでやばいことになっていたイメージしかない。一応以下に動画を貼っておく。
そんなこんなでバージョン2.0で追加されたメインストーリーを進めるのに十分な戦力強化を行い、いよいよ新しいストーリーに進むことができた。
メインストーリーのお試しキャラ「ロココ」が面白すぎた
バージョン2.0で追加されたストーリーはそこそこ面白く、楽しみながら進めていたのだが、 ストーリーの途中でロココというキャラが登場し、そのキャラをお試しで利用できるという場面があった。
このロココの手触りがとても良く、使っていて非常に面白かった。 具体的には、以下のような操作ができ、敵を簡単に殲滅できるところ。
- スキルを使うと敵を集敵できる(吸引範囲もかなり広い)
- ゲージを貯めて最大3回の落下攻撃を行うことができる
- バッファーなので次の出場キャラにかなりのバフを渡せる
- サブアタッカーとしても優秀でそれなりのダメージを出せる
とにかく使っていて爽快感のあるキャラで、特に雑魚敵との戦闘で、高い集敵能力を活かして敵を殲滅することが可能な点が強いと感じた。
また、キャラ自体も可愛らしく気に入ったため、ある程度の課金とマップ探索で集めたアイテムを使ってガチャを引き、無事入手することができた。
鳴潮に対する「ただの原神の後続であり微妙」というイメージの払拭
真剣に鳴潮に取り組んでみると、今まで鳴潮に対して今まで持っていたイメージは、綺麗さっぱり払拭されていた。
何だこのゲームは、普通に優れてないか? 後続のゲームであることを活かして、原神で修正されづらい仕様をことごとく改善しているではないか。
とりあえずいいと思ったところを以下に挙げておく。鳴潮はいいぞ。
- 運営のスタンスがとても良い。ユーザーの意見を真摯に聞き、より良い形でゲームに落とし込んでいるように見える
- マップで雑魚敵を倒すことにちゃんと意味がある
- ちゃんと主人公が強い、使える
- 最大120fps出せる
- RTX40以降限定だがレイトレーシングが利用できる
- デイリーがシンプル。敵倒してスタミナ消費して終わり
- 装備プリセットがある
- モデルのクオリティが高い
- キャラが可愛い
- イベント等の報酬で育成素材を自由に一つ選べる箱がもらえる
- 移動が快適でキャラクターに依存しない
- 非戦闘時のダッシュはスタミナを消費しない
- 崖を走れる(ねずみ返しのような地形も走破可能)
- パルクール
- 二段ジャンプやワイヤーアクションで上方向に追加で移動できる
- 翼で自由に飛べる(新マップのみ)
- 原神と同じようにマップ探索度という概念があるが、宝箱等のサーチアイテムが優秀なので全くストレスがない
- 新マップでは宝箱やギミックはほとんどマップから確認でき、かつ密集しているためサーチアイテムを使う必要すらない
- キャラの手触りがよい。アクションゲームとして操作していて楽しい
- エンドコンテンツがちゃんとエンドコンテンツしている(激むず)
- 大型アップデートが半年に一度来る(らしい)
ス(トー)カーがいるカスがいる
あと一応不満点も書いておく
- キャラクターの育成がある程度進むまではアクションの難易度が非常に高い
- マップに存在する育成素材の一部がストーリーを進めないと行けない場所にある
- 難易度が高すぎてスマホでまともに遊べない。遊ぶならコントローラ必須
- 序盤のストーリーが難解
- 用語が非常に分かりづらい(界隈では鳴潮語と呼ばれているらしい)
- 現状ヒーラーが少なすぎる
- 3人パーティのためキャラ一体の役割が重い。パーツがかけると火力が極端に出なくなる場合がある
- 次に実装するキャラの性能公開が遅い
今後
鳴潮は普通に良ゲーだったので、飽きるまでは遊ぶと思う。
ただ、課金でガチャを引くゲームなので、程々に遊ぶぐらいに落ち着けたら良いなという感じ。
みなさんも鳴潮やろう!
